TISインテックグループのTISは1月24日、チームで相互学習するためのアプリケーション「Practice」のトライアルを開始することを発表した。トライアルではPracticeの機能限定版を無償で提供し、利用したチームや社員にどのような変化が現れるのかや、このアプリでチームが「学習する組織」としてどのように変化するのかを検証する。

TISはPracticeの企画開発にあたって、21世紀学び研究所と2022年9月1日に事業化に向けて共同で検討を行う覚書を締結している。21世紀学び研究所が持つ人材育成と組織開発の知見と、TISが持つITサービス構築のノウハウを統合して、ユーザーの課題解決に資するサービスとするための検討を進める予定とのことだ。

  • Practiceの画面例

    Practiceの画面例

Practiceはアプリが「問い」を投げかけ、ユーザーのリフレクション(振り返り)を促すことで、入力をきっかけに組織内の対話や組織学習につなげてチームで相互学習できるアプリだ。利用状況に合わせて最適な画面や問いを提供し、自律型人材の育成を支援する。

また、リフレクションにより人柄に触れることで相互理解をはかり、互いに高めあうチームマネジメントや、一人一人が組織目標に当事者意識を持って自律的に行動できるようになることを目指す。アプリは相互学習をチームの仕組みとするために、「リフレクション」「対話」「フィードバック」「経験学習」を日々の業務に実装する。

アプリをチームで利用することで、社員は自身の才能と課題を把握し、自律的に行動できるようになると期待できるという。また、チームとしては社員個々の才能を伸ばして目標達成に向けたコラボレーションができるようになるとのことだ。社員とチームの変容を通じて、企業は社員エンゲージメントの向上と企業価値の向上を連動させられるとしている。

  • Practice利用の概要図

    Practice利用の概要図

今回、TISはチームマネジメントに課題を感じている企業や組織を対象に、Practiceを無償で提供するトライアルを開始する。5名から20名ほどの組織に対し、4月以降に約6カ月間アプリを貸し出してフィードバックを得る予定だ。