2023年の年頭にあたり、ピュア・ストレージ・ジャパン 代表取締役社長の田中良幸氏は年頭所感として、以下を発表した。

サステナブルなITインフラを推進

あけましておめでとうございます。平素よりピュア・ストレージに対するご支援に厚く御礼申し上げます。

「ニューノーマル」の時代を迎え、リモートまたはハイブリッドでの働く環境を整備するため、テクノロジー・インフラをモダナイズする必要性が高まり、様々な業界においてDXが進んでいます。一方で、サプライチェーンやエネルギー危機によるインフレ、環境サステナビリティなど、組織にとって新たな課題も生じており、それらを解決するITの役割の重要性がフォーカスされてきています。

ピュア・ストレージは2022年、非構造化データと最新アプリケーションに対応する革新的なプラットフォーム「FlashBlade//S」や、電力を節約しながらストレージを効率的に運用いただけるサブスクリプション・サービス「Evergreen//Flex」、さらにAI完全対応インフラの次世代版「AIRI//S」といった新ソリューションおよびサービスを発表しました。お客様のDXを推進し、かつ持続可能な社会・環境負荷低減の実現をサポートするため、当社は環境に配慮した、ITインフラをモダナイズするために必要なデータ・テクノロジーを提供し、お客様を支援させていただいております。

さらに当社初のESGレポートを3月に発表し、当社製品を導入いただくことでデータ・ストレージ・システムにおける直接的な炭素排出が、競合製品と比較して最大80%削減可能であるという結果を報告いたしました。地球温暖化や気候変動による深刻な影響を回避するためには、持続可能なテクノロジー・インフラの構築が不可欠です。ピュア・ストレージは2023年も引き続き、消費電力や廃棄物等を大幅に削減可能なテクノロジーの提供を通じて、環境サステナビリティへの取り組みをより一層、推進してまいります。

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社はおかげさまで今年3月、創立10周年を迎えます。これはひとえに、お客様およびパートナー各位のご支援ご厚情のおかげと深く感謝いたしております。ピュア・ストレージは、データ・ストレージをいつまでもシンプルにします。導入や運用がシンプル かつセキュアで柔軟性が高く、さらに何十年と、末永く利用いただけるデータ・プラットフォームを提供させていただくことで、今後もより一層、お客様を支援してまいります。

本年も変わらぬご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。