10月18日から21日まで、幕張メッセで開催されているメタバース総合展。この展示会では、次世代のインターネットとも呼ばれ、社会や産業の在り方を大きく変えると言われているメタバースの実現・活用を行うサービスや技術が一堂に出展しており、本年が初めての開催となる。
本稿では、同展示会に出展しているNTTビジネスソリューションズの双方向ライブ配信プラットフォーム「connective」について紹介する。
「connective」は、会場と視聴者の間で「双方向コミュニケーション」が可能なライブ配信プラットフォームだ。トークルーム機能やマルチアングル機能、バナー&リンク設置など、さまざまな機能が搭載されており、これらの機能によって、会場・運営側と視聴者側のどちらにも利益をもたらすという。
同プラットフォームは、パフォーマーと観客の会話が可能であったり、視聴者が自分の意思でアングルを変えられたり、と実際にその場にいるかのような「参加する」ライブ配信の手段として、さまざまな場面に導入されている。
スポーツイベントやアーティストのライブといった場面での活用はもちろんだが、大学の研究発表やコロナ禍で主流になったオンライン授業、オンラインの地域活動などさまざまな場面で活躍しているようだ。
例えば、2022年の3月には大阪工業大学と神戸大学の主催イベントで、同サービスを活用した研究発表が行われ、大学関係者のみならず参加していた高校生などからも高い評価を得ているという。
研究発表のように盛り上がる場面が少なかったり、なかなか発言ができなかったりという場面であっても、同サービスを活用することで質疑応答などの発言のハードルが下がり、両者にとって良い結果を得られているようだ。