NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月26日、製造設備のアナログメーターに対する目視点検作業を自動化するソリューションを同日より提供開始すると発表した。

このソリューションは、NTT Comのクラウド録画カメラサービス「coomonita(コーモニタ)」と、LiLzのAI映像解析サービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」をAPI連携することで実現したという。

  • ソリューションのイメージ

    ソリューションのイメージ

電源がある場所では、アナログメーターを撮影できる位置に設置した「coomonita」カメラから、HD画質の映像を常時取得し、クラウドに蓄積。電源がない場所では、超低消費電力の充電式カメラ「LiLz Cam」を使用することで映像を取得する。

  • 読み取り可能なアナログメーターの形態

    読み取り可能なアナログメーターの形態

「coomonita」で取得したアナログメーターの画像データを、APIを経由してLiLzが提供する「LiLz Gauge」によりデジタルデータに変換する。検針結果は、クラウドを通じどこからでも確認できるという。

価格は、「coomonita」が、カメラ本体の初期費用が24,800円(税込27,280円)から、サービス利用料金は月額1,200円(税込1,320円)から。

「LiLz Gauge」は、「LiLz Gauge API Cam(サードパーティカメラ接続プラン)」サービスの利用料金が月額800円(税込880円)から。