東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)は10月18日、日立製作所、日立パワーデバイス、日立GEニュークリア・エナジーと茨城県日立市におけるエネルギーサービス事業の実施に関する基本合意書を締結したことを発表した。なお、事業開始は2023年度内を予定しているという。

同事業は、TGESが日立グループの日立事業者にガスコージェネレーションシステム(CGS)や冷凍機、ボイラーなどのエネルギー機器を設置し、電気や熱を日立グループ3社4事業所に供給するもので、年間約4,500tのCO2排出削減を目指すもの。

TGESは、自社が運営する遠隔監視センターからの24時間365日監視などを通じて、安定稼働・最適運転支援を行う。また、将来的には、日立のLumada(顧客のデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称)を組み合わせることでの最適制御の実現を目指す。

  • 日立事業所に設置するエネルギーシステムのイメージ