パーソルホールディングスは8月31日、日本マイクロソフトと「社会人の学び」において協働を開始することを発表した。これにより、社会人に対しパーソルグループがサービス・学習機会を、日本マイクロソフトが学習プラットフォームを提供する。

  • パーソルホールディングスと日本マイクロソフトの協働のイメージ

労働力不足や健康寿命が延びているという現状を受け、個人のはたらく期間は長くなり、リスキリングの必要性がこれまで以上に高まっている一方、日本ではたらく人の46.3%が社外で自己研鑽していないことも明らかとなっているという。そのような背景を踏まえ、社会人に対しパーソルグループがサービス・学習機会を、日本マイクロソフトが学習プラットフォームを提供し、学びの支援を加速させることで、個人のキャリアの可能性を拡大するとともに、新たな価値創出に取り組んでいく。

主な協働内容としては、「リスキリングに必要なスキルセットとマインドセットを伴走型で支援し、デジタル人材育成を支援」「生産性向上や新技術領域のスキルを保有するエンジニア人材育成」「ノーコード・ローコードに特化した人材育成と導入・内製化を支援」の3点がある。

具体的には、IT・機電領域のエンジニア1,000名を対象に、業務プロセス自動化サービス「Microsoft Power Automate」とデータ可視化ツールの「Power BI」の習得を推進する。加えて、企業のデジタル人材育成において、ノーコード・ローコード製品「Microsoft Power Platform*3」を用いた研修・トレーニングプログラムを企画開発し、企業向けに提供する。さらに、「Microsoft Power Platform」の導入を検討している、また、活用方法がわからないといった人を対象に、導入・内製化を支援する。