リスクモンスターは、第1回「FIREへの憧れ」調査結果を発表した。有効回答数は800人。

「FIRE」とは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭文字を組み合わせた言葉であり、仕事を早期退職し、毎年の生活費を賄えるような貯蓄と節約を意識しながら、資産運用により経済的自立を目指して豊かな人生を送る考え方をいう。

FIREの実現に対する意識調査を行ったところ、FIREを「実現したいと思わない」(回答率 63.8%)が、FIREを「実現したいと思う」(同 33.9%)を大きく上回り、6割を超える人がFIREへの憧れを抱いていないことが明らかになった。

  • 「FIRE」を実現したいと思うか?資料:リスクモンスター

男女別で見ても全体回答率と同様に、いずれも「実現したいと思わない」が6割を超えるが、男性のほうがFIREの実現に意欲的である結果が出ている。

世代別では、「実現したいと思う」が「30代」(同 38.5%)、「20代」(同 37.0%)において全体回答率(同33.9%)を上回り、若年層のほうが「FIRE」への意識が高い様子が浮き彫りになった。

FIREを実現したいと思うと回答した人に対して、どのくらい金融資産が確保できたらFIREを実現するかを聞いたところ、「5,000万円超1億円以下」(回答率 28.9%)が最も多く、「1,000万円超3,000万円以下」(同 21.1%)、「3,000万円超5,000万円以下」(同 16.7%)の順となった。