住友電工情報システムは8月2日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII(らくらくワークフロー ツー)」の最新版となるVer.8.1.1の販売を発表した。

最新版では、画面の入力項目で「手書き」が指定できるようになった。これにより、ユーザーの申請・承認の際に、手書きでサインしたり、コメントを追加したりできる。

  • 手書きサインによる承認機能の利用イメージ

    手書きサインによる承認機能の利用イメージ

また、従来はグループ会社や部門ごとに同システムを導入している場合、会社や部門を兼務する承認者は、それぞれのシステムにログインして文書の閲覧や承認をする必要があったが、最新版では複数のシステムをシームレスに利用できる「ワークフロー統合機能」が追加された。

同機能を利用することでログイン先の切り替えを行わず、メインで利用するシステムの画面上にグループ企業などで利用するシステムのフォルダや文書を表示できる。

このほか、申請者と承認者間で1対1のチャットができる「相談機能」を3名以上に対して利用できるように機能拡張したほか、チャットに気付いてもらえるようメールを送信することもできるようになった。