NTT東日本は7月15日、公益財団法人横須賀市産業振興財団主催の「スタートアップオーディションin YOKOSUKA」に応募があった、N-Sports tracking Labの「世界のスポーツ計測自動化と遠隔リアルタイム観戦可能にする事業」に対して、同オーディション内で特別賞としてNTT東日本賞を提供したことを発表した。

NTT東日本は、N-Sports tracking Labに対して、NTT東日本特別賞として賞金10万円を提供するとともに、今後、事業立ち上げ・展開にあたってサポートをしていく。

  • 左:N-Sports tracking Lab横井愼也氏、右:NTT東日本 神奈川事業部 担当部長 志和康弘氏

「スタートアップオーディションin YOKOSUKA」は、横須賀市内に新しい事業を根付かせ、一層の活性化につなげるために開催された。 今回受賞したN-Sports tracking Labの「世界のスポーツ計測自動化と遠隔リアルタイム観戦可能にする事業」は、ウインドサーフィンなどの水上スポーツにおける選手の位置情報をGPSにて精度高くトラッキングし、秒間隔で現在位置をアニメーション表示する「HAWKCAST」を提供するというもの。

  • 「HAWKCAST」のイメージ

NTT東日本は、今回受賞した「世界のスポーツ計測自動化と遠隔リアルタイム観戦可能にする事業」の評価点について「神奈川県では多くのスポーツ競技大会が開催され、大会参加を通じて多くの県民がスポーツを楽しみ・競技力を高めることで、健康増進・スポーツ振興・地域活性化の基盤になっています。水上スポーツやロードレースなどの競技観戦をより一層楽しくさせる大きな可能性を秘めており、大会運営者の課題解決や選手強化にもつながる魅力ある技術・事業であるため特別賞に選定しました」と述べている。