ロジック・ブレインは7月15日、サービス業503人、製造業508人の会社員(役職なし)を対象に実施した「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査の結果を発表した。
「所属する企業では1on1ミーティングを実施していますか?」という質問では、全体では「はい(48.8%)」「いいえ(51.2%)」とほぼ半数が1on1を行っているという回答結果が出た。 サービス業単体では「はい(50.9%)」「いいえ(49.1%)」、製造業単体では「はい(46.6%)」「いいえ(53.4%)」と若干サービス業の方が割合として多いものの、差はあまりなかったという。
「相手(上司)によって、1on1ミーティングの質の違いはありますか?」という質問では、9割以上が「とても違いがある(40.2%)」「やや違いがある(51.9%)」と「違いがある」寄りの回答をしていることが明らかになった。
加えて「1on1ミーティングの内容や結果によって、社内での自分の評価に影響があるかどうか気になりますか?」には、6割以上が『とても気になる(19.1%)』『やや気になる(48.3%)』と回答しており、自身の評価に影響があるか気になる人が多いようだ。
また「1on1ミーティングの際、上司と本音で話すことができていますか?」と質問では、「はい(57.8%)」「いいえ(42.2%)」と半数以上は上司と本音で話せている結果が出ている一方で、「1on1ミーティングの際、パワハラを感じたことはありますか?」と質問では「とてもある(12.8%)」「たまにある(31.6%)」と1on1ミーティングの際にパワハラを感じたことがある方が4割以上いるという結果になったという。