overflowが運営する「Offersデジタル人材総研」は、2020年4月1日~2022年3月31日の期間のデジタル人材の副業・複業採用決定者数についてのレポートを発表した。
同社の運営する転職サイトの副業・複業人材の登録は2020年度から2021年度の1年で、前年度比3倍の登録者数となっており、副業・複業の一般化が観察されているという。
またプログラミング言語別の採用決定者数では、「TypeScript」が最も多く、次いで「Python」「Go」「Ruby」が上位4位を占める結果となったという。 同社は、この結果について候補者の所属企業において副業・複業が制度として拡がっている企業がモダン言語を採用しているからだとの見方を示している。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の一貫で注目が集まる機械学習・AI・データ分析を行える人材の採用決定数についても、前年度比約2倍の増加が観察されている。 この増加の理由については、知識・経験がある人材の正社員雇用が難しいことから、まずは副業からでも採用したい企業と、所属とは異なるデータセットを持つ企業に参加したい候補者のマッチングが起きていることが予想されるという。