企業間データ交換ミドルウェアやアプリケーション連携用ミドルウェアの商品開発・販売を行うデータ・アプリケーション(以下略、DAL)は、最新のWindows OSと暗号化通信 TLS 1.3に対応した全銀TCP/IP手順ファイル転送ツール「ACMS/WS V5.6.0」の販売を5月30日より開始した。

「ACMS/WS」(公式Webサイト)

「ACMS/WS」(公式Webサイト)

バージョンの5.6.0では、Windows 11 / Windows Server 2019 / Windows Server 2022などの最新OSに対応、暗号化通信プロトコルTLS1.3をサポートするなど、最新の環境に対応すると共によりセキュリティが強化された。ACMS(Advanced Communication Management System)は、企業間の情報システムとの間で安全な電子取引(EDI:Electronic Data Exchange)を提供するソフトウェアで、同社の「ACMS/WS」は2017年に全国銀行協会が制定した全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)や拡張Z手順(日本情報処理開発協会が拡張した「全銀TCP/IP拡張仕様」)に既に対応しており、金融機関とのファームバンキング、取引先とのデータ交換、企業内外でのファイル転送など様々なシーンで利用される。販売価格は買取モデルでの提供で、クライアント機能が60,000円(税別)、サーバ機能が60,000円(税別)。販売はDALのビジネス・パートナーを通じて行われる。