DTSは5月27日、同月よりデータ活用に特化したソリューションの販売・コンサルティング・構築・運用の提供を本格的に開始することを発表した。

本格提供の第1弾として、データクラウド「Snowflake」を提供する米国スノーフレイクからセレクトパートナー認定を受け、同製品の販売開始が決定したという。

同製品は、データ活用で課題となる、データ量の増大に伴う性能悪化や手間のかかる拡張や保守、運用などに対し、革新的なアーキテクチャで解決し、外部とのデータ共有をセキュアに行うプラットフォームとして、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を後押しする製品。DTSは「Snowflake」の導入に際して必要なデータ可視化・分析、データ活用などのすべてのプロセスにわたってサポートを提供する。

DTSは、こうしたデータ活用プラットフォームを中心に、これまで培った業務ノウハウを生かし企業のデータを効果的に活用するための業務アプリケーションとデータ分析を掛け合わせた「DX・データ活用ソリューション」のラインアップを順次拡大する方針。

  • DTSのDX・データ活用ソリューションのイメージ

第1弾の「Snowflake」に続く第2弾は、DTSが2018年から開始した製造業向けトータルソリューション「DTS Connected Industries」の刷新を行い、業界に特化したデータ活用ソリューションを随時展開していく予定だという。

DTSグループは、金融・通信・公共・流通・製造など業種や業界に合わせたデータ活用ソリューションを順次提供していくことを通じて、時代と共に移り変わるデータ活用の真の価値を追求し具体的な形として届けることで、社会発展に寄与する価値のあるソリューションを展開していきたい考え。