インテックとブルーイノベーションは5月26日、業務・資本提携の締結を発表した。今後は、同提携の下で、ドローンやロボットを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)向けソリューションの共同開発を進める。

  • 業務提携のイメージ

具体的には、インテックのITプラットフォームサービスや業種に特化したソリューションと、ブルーイノベーションが提供するドローン、ロボット、各種センサーなどを遠隔で一括制御・統合管理する「Blue Earth Platform」を組み合わせたビジネスの共創に取り組む。

このほか、ブルーイノベーションのドローン業界の先進情報と、インテックの顧客基盤を活かした共同マーケティングや、両社の顧客へのソリューション・サービス販売、個別システムの企画・開発なども行う。

DXソリューションの第一弾として、物流業界を対象に倉庫内での棚卸しや搬送業務のロボット化・自動化を進める。今後はさらに、ドローンによる屋外業務なども含めた物流倉庫内向けまでソリューションを拡張し、サービス展開を図るという。

両社は、ドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク基盤を活かした新たなソリューション開発・社会実装を進め、各産業分野のDX推進と地域課題の解決、ひいてはヒトとロボットが共生するスマートシティの実現を目指す。