ソラコムは5月18日、アトムテックと共同開発した、クラウドカメラサービス「ソラカメ」を同日より提供開始したことを発表した。

  • 「ソラカメ」イメージ図

同サービスは、カメラの映像をクラウドに常時録画できるクラウドカメラサービス。1台から導入でき、設置が容易なカメラを提供し、顧客はスマートフォンを用いて迅速に導入できる。スマホアプリから複数台のカメラ端末を管理できるほか、カメラのリアルタイム映像のモニタリング、過去録画の閲覧が可能だという。また、カメラが動きや音などの変化を検知したシーンだけを録画し、一覧表示するモーション検知機能も装備している。

今回、協業の第1弾として、アトムテックの提供する「ATOM Cam 2」が「ソラカメ」に対応する。ATOM Cam 2は、Wi-Fiと電源があれば設置できる1辺約5cmのカメラで、フルHDの高解像度、夜間でもカラー映像で見られるカラーナイトビジョン、赤外線LEDによる白黒撮影にも対応している。

同サービスの想定利用シーンは、小売業での店舗内の混雑度や棚に陳列された商品の増減のモニタリング、製造業でのメーター目視チェックの代替やライン稼働状況モニタリングなど。またオフィスや倉庫では、入退出データの録画や、無人受付での来訪者データの記録といったケースも想定されているという。

初期費用としてカメラ1台あたり2,980円が必要。ライセンス体系は、クラウド常時録画の保存期間に応じて7日、14日、30日の3パターンから選ぶことができ、月額990円から利用することができるという。