香川大学と日本マイクロソフト(日本MS)は5月20日、 DX (デジタルトランスフォーメーション)の推進に必要なスキルや適性を備えた人材の育成に向け連携に関する協定を結んだことを発表した。

  • 左から、日本マイクロソフト 執行役員常務 パブリックセクター事業本部長 佐藤亮太氏、香川大学 学長 筧善行氏

    左から、日本マイクロソフト 執行役員常務 パブリックセクター事業本部長 佐藤亮太氏、香川大学 学長 筧善行氏

具体的には、香川大学の学生が日本MSが提供するオンライン トレーニング プラットフォームを利用して、クラウドやセキュリティなどの最新技術を学ぶのにあたって、カリキュラム作成と実行環境構築を支援する。データサイエンス教育やAI(人工知能)教育に必要な学習環境と学習コンテンツを提供し、学習成果に基づいたAI構築や、AIを用いたシステム開発などの実務的スキル獲得も支援する。

また香川大学の教職員や学生が、日本MSが提供する業務に必要なアプリケーションの構築、データの収集・解析をローコーディングで実現するプラットフォーム「Microsoft Power Platform」を利用して、「業務の分析」、「環境への対応」、「業務の自動化」、「データの蓄積」の4項目を達成できるアプリケーションを内製開発できるように、学習コンテンツを提供する。

そのほか、教職員・学生・自治体・地域企業などが現地もしくはバーチャルで集まる拠点やコミュニティの形成も支援していく方針だ。