Appleは4月26日、文部科学省主導で始まった、小中学生1人に1台の学習用機器を提供するという取り組み「GIGAスクール構想」を受け、日本の教師や教育委員会に向けて、iPadを使った授業のための資料や国内の実践事例を紹介するWebサイトを公開した。
特設サイトでは、iPadを活用している教師の声、授業ガイド、iPadを授業に活用するためのアイデアなどが紹介されている。授業ガイドは、小学校・低学年、中学年、高学年、中学生ごとに公開されている。
Appleの教育・エンタープライズマーケティング担当副社長であるスーザン・プレスコット氏は、「日本の教師のみなさんのために作られたこのWebサイトで提供する、iPadを使った最高の学習体験のための高品質なリソースを手がかりに、教師のみなさんはApple Teacherプログラムでさらにスキルを磨き、Keynote、Pages、Numbers、GarageBand、iMovieなどを使った魅力的な授業のアイデアを見つけ、学びを深めていくことができる」と述べている。
Appleによると、日本の学校には、現在275万台以上のiPadが導入されているという。