紳士服のはるやま商事(以下略、はるやま)と業務用計量器の製造・販売を行うタニタは共同で、店舗設置の体組成計に乗るだけで健康チェックとスーツサイズ・シルエット(型)を提案する新サービスを開発、「はるやま吉祥寺店」と「はるやま岡山大安寺店」の2店舗で4月28日から試験提供を開始する。

  • 新サービスで活用される体組成計(同社資料より)

    新サービスで活用される体組成計(同社資料より)

サービスは、タニタの体組成データより体形を推定する「TANITA Body Shape Analyzer」の技術を活用。体組成計から得られた生体データにより、「首回り」「お腹まわり」「胸囲」「裄丈」「ヒップ」「太もも」のサイズを推定し、そのデータをもとにスーツのサイズ・シルエットを算出、最適な商品の提案を行う。「はるやま吉祥寺店」、「はるやま岡山大安寺店」で先行試験提供を行い、効果の検証を経て順次、多店舗に導入していくという。

両社は、2017年より共同で健康サポート施策を推進。歩きたくなるスーツ「i-Suit SUPPORTED BY TANITA」の開発や、はるやま店舗内にタニタの業務用体組成計を設置した「健康チェックコーナー」を設けるなどの活動を展開してきた。今後は、今回の新サービスで得られた健康データとはるやまの顧客情報とを紐付け、顧客個人に合わせた健康情報や商品の提供などを検討し、更なる健康サポートサービスに力を入れていく。