東芝デジタルソリューションズは2月24日、同社連結子会社である中部東芝エンジニアリングの発行済株式のすべてをキオクシアに譲渡することを発表した。すでにキオクシアホールディングスとの間で株式譲渡契約を締結しており、2022年前半までの譲渡完了を目指して、今後、具体的な手続きを進める。

東芝デジタルソリューションズは、インフラサービス・データサービスのビジネスに注力し、事業の拡大、成長を目指すとしている。

中部東芝エンジニアリングは半導体に関する開発、設計、製造のエンジニアリング業務および半導体システム開発、運用、保守などの事業を行ってきており、これまでもキオクシアの事業をエンジニアリング面で支援してきた。

今後、半導体開発やシステム運用が高度化していく中で、中部東芝エンジニアリングにとって、キオクシアと一体となって業務に取り組むことが最適であるとの判断で今回の株式譲渡契約締結に至ったという。