日本航空（JAL）は2月17日、国内の空港を中心とする交通網での移動について、航空機の移動を含めた経路検索および交通事業者と連携した予約・手配を行える「JAL MaaS（Mobility as a Service）」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、経路検索機能によって経路検索上でユーザーと各事業者の接点をつなぐことで、各場面で専用のアプリやWebサイトを開くことなく出発地から目的地までシームレスに移動できる仕組みを構築している。

  • JAL MaaSの利用イメージ

さらに、東日本旅客鉄道（JR東日本）が提供するリアルタイム経路検索サービスを利用しており、空の便と地上交通の遅延状況をリアルタイムに反映する経路検索が可能になったとのことだ。今後もさまざまな事業者との連携を拡大し、さらなる利便性の向上を目指すという。

  • JAL MaaSの利用画面イメージ

JR東日本をはじめとする鉄道会社に加えて、バス会社や、WHILLのようにマイクロモビリティを提供する事業者、徳島県や山形空港利用拡大推進協議会などの自治体も同サービスと連携する。

  • JAL MaaSの連携事業者および自治体