米製薬大手メルク・アンド・カンパニーの日本法人であるMSDは2月14日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け経口治療薬「ラゲブリオ カプセル200mg(一般名:モルヌピラビル)」について、2022年3月までに累計80万人分を政府に納入する予定であることを明らかにした。
すでに2021年の段階でMSDと日本政府は160万人分の供給で合意しており、薬事承認取得後の2021年12月25日に20万人分が納入されている。その後も2022年2月に20万人分、3月に20万人分をそれぞれ納入する予定であったが、今回、オミクロン株への対応として、2022年1月に5万人分を供給済みとするほか、2月に22万人分、3月に33万人分を納入する計画であるとしており、これにより3月までに80万人分が供給される予定となる。
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メルク(MSD)の新型コロナ向け飲み薬「モルヌピラビル」 (C)2009-2021 Merck Sharp & Dohme Corp., a subsidiary of Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A. All rights reserved
