米テラデータは2月2日、米マイクロソフトとのグローバルパートナーシップにより、Teradata VantageデータプラットフォームをMicrosoft Azureと統合することを発表した。日々増え続けるデータを抱えながら信頼性を備えたデータ分析業務に取り組む企業にとって、両社の技術を活用することでデータ活用を簡素化できるのだという。

Teradata Vantageデータプラットフォームはすでに、「Teradata Vantage on Azure」として、60以上のAzureデータサービスを含むAzureエコシステムと統合されているという。Vantage、Azure Blob、ADLS Gen2、HDInsightやそのほかのデータストアで利用可能なデータ分析を実行可能となる。

両社はこれにより、パーソナライズされた顧客体験を提供する小売業者から、自動化された分析によって不正行為を追跡する金融サービス機関などさまざまなユーザーに対して、データやAI(Artificial Intelligence:人工知能)、クラウドの能力を組み合わせることで業界や職種を問わずにデータに基づいた意思決定を迅速に行えるよう支援する構えだ。