電通デジタルは1月31日、アジャイル型のUXデザインアプローチで支援するサービス「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB」発のプログラムとして、デジタルサービス開発の推進メソッド習得のための実践型研修「Innovation Process Learning Program」の提供を開始した。

  • 「Innovation Process Learning Program」のプログラム内容

    「Innovation Process Learning Program」のプログラム内容

「Innovation Process Learning Program」は、電通デジタルとCo-Liftが共同開発した研修メニュー。アイデア創出からプロトタイプの作成、MVPスコープの特定まで、新規事業を進めるのに必要なフレームワークやマインドセットを実践的かつ短期間で習得できるとしている。

重点課題の特定後、課題を解決するためのアイデアを創出し、どのアイデアを優先的に取り組むべきかをワークショップを通して決定。プロトタイプの精緻化後にユーザーへの仮説検証を行い、定性調査のポイントをわかりやすくインストールし、実際に企業担当者にユーザーテストのモデレータを体験してもらうことでUXリサーチのノウハウを引き継げるという。

さらに、ユーザー検証を通してMVPスコープを特定した後、開発に向けての要件を整理。事業サイドの「やりたいコト」を社内外への開発サイドへ正しく伝え、「作りたいモノ」を定義するために必要なステップとスキルセットを具体的な演習を通して学ぶ。

これらをベースに、各企業の状況に応じてプログラム内容をカスタマイズして提供するという。また、研修後、同プログラムを通して策定した内容を実際にアジャイルプロセスにてMVP開発支援することも可能だということだ。