凸版印刷は1月21日、ファンマーケティングにおけるプラットフォーム選定から構築・コンテンツ企画制作・運用・効果測定までをワンストップで提供するトータル支援パッケージ「ファンシェルジュ」を2021年12月から提供開始したことを発表した。同社は今後、メーカー・流通・金融・出版業界などに向けて拡販していく。初期費用は200万円から(戦略設計・調査費など、システム構築費は除く)となり、別途月額利用がかかる(50万円からで、ファンコミュニティ参加人数による従量課金制)。

  • 「ファンシェルジュ」

ファンマーケティングとは、ブランドや商品、サービスのファンと深いコミュニケーションを築き、共創関係になることで「ブランドのロイヤリティアップ」と「中長期的な売上基盤構築」、「ファンからの情報発信による新規ファン獲得」を図るマーケティング手法を指す。

同サービスでは、ファンマーケティングに必要な「ファンコミュニティ」(SNSやネット上に形成されるブランドや商品・サービスに対してのファン同士やファンと企業の交流の場)を企業が立ち上げるうえで必要となる、プラットフォーム選定、構築・企画・運営・その後のプロモーション展開までを一貫して支援する。

同社が提供する「GX スコアリング」(商品・サービスの情緒的価値を数値化するサービス)を活用することで、プロモーション展開後の効果測定も行える。

  • 「ファンシェルジュ」提供イメージ