リコージャパンは1月17日、印刷事業者のビジネス拡大を支援するための新サービスとして、「RICOH BUSINESS BOOSTER(リコービジネスブースター)」の国内展開を開始すると発表した。
「RICOH BUSINESS BOOSTER」は、同社グループで北米および欧州を中心に2014年から展開している印刷事業者やパートナー企業との共創活動の総称だという。印刷事業者のビジネス拡大に向けて「仕事を創る」「仕事を回す」「仕事が見える」の3つの軸で課題解決に取り組む。
具体的には、顧客となる印刷事業者の課題に応じて同社のプリンタやソフトウエア、サービスと、パートナー企業各社の機器やソフトウエア、サービスを組み合わせたソリューションを提供する。
既存の製品やサービスの組み合わせで解決できない課題に対しては、価値共創プロジェクトを立ち上げて印刷事業者やパートナー企業とともに新たなソリューションの開発を進める予定だ。
過去には、従来事業が伸び悩んでいる印刷事業者に対してスモールスタートできるECサイト構築サービスと「RICOH Ri 2000(Tシャツなどの布地に直接印刷できるガーメントプリンター)」をセットで提案し、衣類事業への領域拡大とともにECによる営業活動の全国化を支援した例もあるという。