Windows更新プログラム適用後にOutlookの検索が機能しなくなる問題が発生

Microsoftはこのほど、Microsoft 365のサポートページ「Windows 更新プログラム KB5008212 の後に Outlook 検索で最近のメールが表示されない」において、Windowsに更新プログラム「KB5008212」を適用した場合、Outlookの検索機能が正しく動作しなくなる問題が発生していることを公表した。KB5008212は2021年12月14日にリリースされたWindows10 バージョン21H2、21H1、20H2、および2004向けの累積更新プログラムで、脆弱性の修正を含む複数の機能改善が含まれている。

Microsoftによれば、KB5008212をインストール後に、Outlook検索において最近のメールが検索結果に表示されないことがあるという。同社は原因を調査中であり、詳しい状況が確認でき次第、情報をアップデートするとのこと。

• Windows 更新プログラム KB5008212 の後に Outlook 検索で最近のメールが表示されない

したがって、現時点では利用可能な修正は提供されていないが、一時的な回避策として、Outlook用のWindowsデスクトップサーチ機能を無効にして、代わりにOutlookの組込み検索機能を使用する方法が提示されている。デスクトップサーチ機能を無効にする具体的な方法は、前述のサポートページの「一時的な回避策」の項目で説明されている。この回避策を適用した検索のパフォーマンスが低下する可能性があるとのことだ。