サイバーリーズン・ジャパンは12月16日、AI駆動型のXDRプラットフォーム「Cybereason XDR powered by Google Chronicle」の提供開始を発表した。

同ソリューションは、1週間に23兆件以上のセキュリティイベントを分析して即座に検知とインシデント対応を行う「Cybereason MalOp」と、IT環境全体からペタバイト級のデータを取り込み正規化する「Google Cloud Chronicle」を組み合わせたもの。

IT環境全体(エンドポイント、ネットワーク、アイデンティティ、クラウド、ワークスペースを含む)のログデータを相関解析し、サイバー攻撃を予測、検知、対応できる。 悪意ある行動の微妙な兆候を識別し、攻撃者が実行する可能性のある次のステップを予測することで、攻撃を阻止する。

同ソリューションを利用することで、企業はサイバー攻撃によるイベントのアラートを個別に対処する、アラート中心のセキュリティアプローチから、全体的な攻撃の進行状況を把握したうえで攻撃者の行動を予測して対処するオペレーションに移行できる。

同ソリューションの日本での提供開始は、2022年夏頃を予定している。