DNPとシミックホールディングスは11月25日、自治体のワクチン接種記録システム(VRS:Vaccination Record System)に登録されたデータの誤りを補正し、ワクチン接種履歴の正確性を高めるとともに、補正後のデータの利活用によるワクチン接種の誤接種防止やワクチン接種記録提示などが行えるサービスの展開に向けた協業を発表した。

VRSに登録された接種記録情報は現在、接種状況の統計や接種証明書の発行などに利活用されているが、データの誤登録が発生しているため、正確な接種状況の把握や接種証明書の発行に向けて、各自治体が登録データを補正する必要がある。

今回の協業では、DNPがAI(人工知能)を活用したOCR(光学文字認識)技術によって大量の紙の予診票をデジタル化し、デジタル化した予診票のデータをシミックグループがVRS上の登録データと照合することで誤りを検知するサービスを提供する。誤りが検知された場合、自治体は、DNPがデジタル化した予診票のデータを基に対象データを補正する。

  • サービス提供におけるDXP、シミックホールディングス、自治体の役割

シミックグループは、補正によりワクチン接種情報の正確性が向上したVRSデータを、個人の医療・健康情報等を管理する「harmo(ハルモ)」システム上に取り込み、ワクチンの打ち間違い防止、スマートフォンアプリを用いた関連情報の配信、接種記録の提示などのソリューションサービスを提供していく。

  • harmoワクチンケアwithコロナの3回目接種での活用イメージ、ワクチン接種の接種間隔をチェックし、ワクチンの打ち間違いを防止