KDDI、SupershipホールディングスおよびSupershipは、プライバシーに配慮して配信できる次世代型のデジタル広告配信プラットフォームを共同で開発し、2022年1月 (予定) から提供開始すると発表した。

英Novatiq (ノバティック)の特許技術を活用することで、顧客が同意したデータのみを利用し、顧客に関連性の高い広告を配信することが可能になるという。

  • 広告配信プラットフォームイメージ

このプラットフォームでは、一時的に発行する広告配信用識別子 (以下 広告配信用ID) と、KDDIグループが持つ性別や年代などの属性情報を組み合わせ、顧客が同意した属性情報のみを活用し、顧客に関連性の高い広告を配信できるという。

広告配信用IDは、Webサイト・アプリなどへのアクセスごとにランダムで生成されるため、同じ広告配信用IDを持つ顧客のPCやスマートフォンなどの端末に保存されることはなく、Webサイトやアプリを横断して行動履歴が追跡・収集されることはないという。価格は要問い合わせ。