Microsoftは現地時間2021年10月20日、Windows Terminalプレビュー バージョン1.12.2922.0をリリースした。直後に一部のプロファイルを読み込めなかったバグを修正したバージョン1.12.2931.0に更新している。合わせて安定版のバージョン1.11.2921.0も公開した。それぞれMicrosoft Store(安定版プレビュー版)やWindows Package Manager CLI(winget)で入手できる。バージョン1.12をWindows Insider ProgramのDevチャネル、またはWindows 11で使用する際は、「既定のターミナルアプリケーション」を選択できるようになった。

  • Windows TerminalおよびWindows Terminalプレビューが混在する環境では、Windowsコンソールホストから既定のターミナルアプリケーションを変更できる

    Windows TerminalおよびWindows Terminalプレビューが混在する環境では、Windowsコンソールホストから既定のターミナルアプリケーションを変更できる

バージョン1.12固有の機能としては、コマンドラインやメニューから起動するシェルに応じて、プロファイルを適切に読み取るようになった。また、再起動後にウィンドウとタブを復元する設定も加わっている。この他にも背景透過機能の強化やVisual StudioのDeveloper Command PromptやDeveloper PowerShellのプロファイル自動生成機能などを追加している。

  • Windows TerminalおよびWindows Terminalプレビューが混在する環境では、Windowsコンソールホストから既定のターミナルアプリケーションを変更できる

    Windows 10でも「ターミナルの起動時」の動作は選択できる