Skyは9月27日、企業・団体向けクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View Ver.17」を開発、同日より販売を開始したと発表した。

  • SKYSEA Client View Ver.17

    SKYSEA Client View Ver.17

「SKYSEA Client View」は、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった情報漏洩対策やIT運用管理を支援する機能を搭載。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能なども搭載しているほか、各メーカーの製品と連携することで、各種対策をさらに強化できる連携ソリューションも提供している。

「SKYSEA Client View Ver.17」では、資産管理やログ管理などの機能をクラウドサービス(SaaS)として提供する新エディション「SKYSEA Client View Cloud Edition」を用意したほか、「Web会議時間」を見える化する機能や、PCの操作ログを勤務場所の把握に活用できる機能など、テレワーク中の状況把握を支援する各種機能を搭載した。

また、連携するセキュリティ製品が不審な通信を検知した際に、管理者にアラート通知をしたり該当PCをネットワークから遮断したりする機能を拡張。新たに機械学習エンジンを搭載した次世代ファイアウォール に対応した。さらに、指定したUSBデバイスの使用期限を、従来の366日よりも長く設定できるように改善したほか。 他社製品へ出力できるログを拡張し、より幅広いログ分析が可能になった。

そのほか、キャッシュ配布対象を細かくグループ分けしてPC間の通信負荷の軽減、資産情報やログがアップロードされていないPCをアラート通知する機能を搭載、リモート操作中に接続先PCのデスクトップ画面を自由に拡大・縮小できるなどの改善がなされている