三井不動産は9月8日、秘めた魅力をもつD2C(Direct to Consumer)ブランドを総合的に支援する共同パイロットプロジェクト「NEW POINT」をスタートさせることを発表、第一弾として10月8日から10日、渋谷「RAYARD MIYASHITA PARK」 South 2Fでポップアップイベントを開催する。

「NEW POINT」ロゴ(同社資料より)

「NEW POINT」ロゴ(同社資料より)

新プロジェクト「NEW POINT」は、同社が「三井ショッピングパーク ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」などのショッピングモールやECサイト「&mall」の運営を通して実現してきたオムニチャンネル化のノウハウと同社のオフィスビル、ホテルなどのアセットを活用。新たなD2Cブランドの発掘と育成を行い、将来的には育成したブランドを当社施設へ誘致することを目指すものだ。

  • 「NEW POINT」プロジェクト概要(同社資料より)

    「NEW POINT」プロジェクト概要(同社資料より)

専門チームによるキュレーションメディア等でブランドの魅力を発信するコンテンツ支援、ワークショップなどのリアル空間の提供とコンテンツと親和性の高い空間デザインなどの演出支援、リアルな出店をサポートするリソース支援などが参加ブランドに提供される。チームには、三井不動産ビジネスイノベーション推進部に加えてSNSのマーケティング支援を行うテテマーチ社、クリエイティブ制作全般の支援を行うHoney At社、店舗やポップアップイベントの空間デザインの支援を行うNOD社、ブランドキュレーション支援のプラス・キュリオシティ社の4社が参加する。

第一弾として10月8日から10日まで3日間限定で渋谷区神宮前「RAYARD MIYASHITA PARK」 South 2Fでポップアップイベントを開催(11時から20時まで)。参加ブランドは九州テーブル、北三陸ファクトリー、高善商店、カキモリ、OSOCU、mebukiの6社。詳細はWebサイトで確認できる。