NTT東日本とウェザーニューズは9月6日、災害の早期復旧を目的として、「災害時における相互連携に関する協定」を結んだと発表した。同協定の締結により、両社は災害時における通信インフラの復旧に向けて連携する。

具体的には、平時においては災害などの発生に備えて連携体制を整備し、災害など発生の際の素早い初動対応につなげるとともに、NTT東日本の敷地に浸水を検知するウェザーニューズのIoTセンサーを設置する。

災害など発生時においてはIoTセンサーの情報により、従来では現地へ到着するまで確認できなかった通信設備やその周辺地域の浸水状況を、迅速かつ一元的に把握することが可能になるとしている。

将来的には、過去の被災状況や観測データなどを組み合わせて被害を予測するなど、災害の早期復旧につながる新たなサービスの創出に向けて取り組む方針だ。