Googleは5月6日(米国時間)、「A simpler and safer future — without passwords」において、準備ができているユーザーから自動的に2段階認証を有効化すると伝えた。Googleは2段階認証の機能を既に提供しており、有効化しているユーザーは利用を開始している。Googleはこの機能を自動的に有効化することで、より多くのユーザーが安全にアカウントを使用できるようにするとしている。

  • A simpler and safer future — without passwords

    A simpler and safer future — without passwords

インターネットのセキュリティリスクは増大する一方であり、それに伴い、パスワードによる認証への依存度も増している。多くのユーザーが複数のサービスアカウントを持ち、パスワード管理に頭を悩ませている。パスワードはサービスごとにユニークである必要があり、同じパスワードを使い回すことは推奨されていない。同じパスワードを使っていると、どこかでアカウントデータが漏洩した場合、他のアカウントも悪用されるリスクがあるためだ。しかし、多くのユーザーが簡単で覚えやすく推測されやすい脆弱なパスワードを複数のアカウントで使い回している。

2段階認証はこうした現状において、抜本的な解決策にはならないが、安全性を引き上げる方法として効果的な手段と考えられている。アカウントへのサインイン時には登録されているスマートフォンなどで確認が求められるようになり、スマートフォンを持っていない第三者によるサインインを防止する効果があるといわれている。

Googleはパスワード管理の強化にも力を入れており、同日、サードパーティのサイトから最大1,000個のパスワードを一度に簡単にパスワードマネージャにインポートする機能の提供を開始したことも伝えた。