Q-Successから2021年4月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2021年4月はWordPressとShopifyがシェアを増やし、CMSを使っていないサイトのシェアが減少した。

WordPressはCMSを使っていないサイトのシェアを既に超えており、プラットフォームとして強い影響力を持っている。WordPressは長期にわたる増加傾向を続けており、今後も増加傾向が続くと見られる。

WordPress以外では2位のShopifyも長期にわたって増加傾向を続けている。しかし、WordPressとShopifyのシェアには12倍の開きがあり、CMSとしてWordPressが強い影響力を持っていることがわかる。

  • 2021年4月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2021年4月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2021年4月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2021年4月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ 資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 36.8% 37.3%
2 WordPress 40.8% 40.4%
3 Shopify 3.4% 3.3%
4 Joomla 2.1% 2.1%
5 Squarespace 1.6% 1.6%
6 Wix 1.5% 1.5%
7 Drupal 1.5% 1.5%
8 Bitrix 1.0% 1.0%
9 Blogger 1.0% 1.0%
10 Magento 0.7% 0.7%
11 OpenCart 0.7% 0.7%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 Weebly 0.3% 0.3%
14 TYPO3 0.3% 0.3%
15 Webflow 0.3% 0.3%
16 Bigcommerce 0.3% 0.3%
17 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
18 Adobe Dreamweaver 0.2% 0.2%
19 Tilda 0.2% 0.2%
20 HubSpot CMS 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。