Skyは3月29日、官公庁、自治体、民間企業、団体などを主な対象としたクライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View Ver.16.2」の販売を開始した。

  • SKYSEA Client View Ver.16.2

    SKYSEA Client View Ver.16.2

SKYSEA Client View」は、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった情報漏洩対策やIT運用管理を支援する機能を搭載したクライアント運用管理ソフト。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能などを搭載するほか、各メーカーの製品と連携することで各種対策をさらに強化する連携ソリューションも提供している。

最新バージョンの16.2では、テレワークなどで利用する機会も多いWeb会議システムの資産情報を新たに収集・管理できるようになった。クライアントPCごとのWeb会議システムのインストール状況やバージョンを資産情報として収集できるという。

また、業務終了時刻を知らせるメッセージ上で、従業員が当月の累計残業時間を確認できるようになった。従業員が自身の残業時間を都度把握でき、残業に対する意識づけをサポートするとしている。

さらに、データの不正な持ち出しを防ぐため、事前に登録した宛先以外にメールが送信される際に、添付ファイルを自動で削除できるようになったほか、USBメモリなど各種デバイスの使用制限が行える「デバイス管理」機能で、新たにネットワークドライブの使用制限が可能となった。

そのほか、ウイルス対策ソフトウェアの動作状況やWindows更新プログラムの適用状況など、PCの状態をまとめて診断し、セキュリティリスクがある場合に利用者にアイコンやメッセージで通知する機能などが新たに搭載された。さらに、SMBの暗号化環境でのログ取得に対応したほか、UbuntuのLinux端末、macOS Big Sur(11.1)、Microsoft SQL Server 2019にも対応した。