東京海上日動火災保険は1月28日、AI技術を活用し、年齢・性別・家族構成などの属性情報と生損保の契約情報をもとに、生損保一体の最適なプランを設計する機能を開発したと発表した。同社は現在、特許出願中とのこと。

  • 顧客情報・生損保の契約情報をもとにAIが補償・保険金額を選定

同機能は、年齢・性別、家族構成、資産・家計、保険の好みなど、顧客の属性情報と生損保の契約情報をもとに、損保9種類、生保5種類の補償の中から、AIが補償・保険金額を選定し、3つのおすすめプランを設計する。

同社によるとAIを活用した同機能は業界で初めてとのことで、2021年6月より、生損保一体型保険「超保険」に導入する方針だ。同社は引き続き、面談などのリアルな接点、オンライン面談・スマホアプリなどのデジタルな接点の双方を通じて、顧客体験向上を目指すとしている。