アステリアは12月16日、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」の新バージョン「Gravio 4」を、2021年1月7日から提供開始することを発表した。

  • AIカメラによるマスク着用判定機能

    AIカメラによるマスク着用判定機能

「Gravio」は、センサーやカメラからデータ収集・解析をノーコードで実現するソフトウェア。

新バージョン「Gravio 4」では、AIカメラを使ったマスク着用有無の判定機能を追加したほか、LiDARの技術を用いた距離計測センサー「Gravioディスタンスセンサー」を搭載。物品の数量の捕捉に適していることから在庫管理を自動化(無人化)する現場でも活用できるという。

また、Gravioオリジナルデバイスのラインアップに追加された電光掲示板「Gravio LED マトリックス」では、Gravioでの設定により、AIカメラやセンサーからの情報を受けて任意の文字情報を表示することが可能。

さらに、空気中の二酸化炭素(CO2)濃度を計測するセンサー「Gravio CO2センサー」により、“三密”の検知や快適な就業環境かどうかを判定できるようになった(既提供デバイスのバージョンアップ)。

ほかにも、Gravio Hub 内蔵ストレージ容量を強化やAI専用プロセッサの追加に対応、接続可能なBIツールを増加し容易なデータの可視化を強化するなどの新機能が追加されている。

  • Gravioの全機能の設定はノーコードで可能

    Gravioの全機能の設定はノーコードで可能

「Gravio 4」の製品ラインナップは、Freeが無料(無償貸し出しセンサーなし)、Basicが500円/月(無償貸し出しセンサー4個)、Standardが20,000円/月(無償貸し出しセンサー20個)、Enterpriseが800,000円/年(無償貸し出しセンサー100個)など。