日本農産工業は12月10日、同社が展開するブランド卵「ヨード卵・光」のブランドリニューアルを実施すると発表した。これにより、商品ビジュアルや店頭POP をはじめ、ブランドイメージの刷新に取り組んでいく。
ヨード卵・光は、飼料メーカーであるノーサンが研究で培ったノウハウを生かし、大学との共同研究で開発された卵。本来の卵の栄養に加え海藻に多く含まれるミネラル「ヨード(ヨウ素)」が加わっている。
同社によると、ヨード卵・光の認知度は高いが、他の卵との違いまでは、浸透していないという。そこで、もっとヨード卵・光の良さを広く知ってもらいたいとして、今回、ブランドのリニューアルに踏み切ったとしている。
例えば、ブランドリニューアルの一環として、発売以来初めて、パッケージから「光」のマークをなくした。
また、これまでのヨード卵・光は、特に健康意識の高い層に人気だったが、ブランドリニューアルにより、もっと味わいの違いも知ってもらいたいという。味香り戦略研究所の味覚センサーを用いた調査では、ヨード卵・光を食べた時のコクは他のブランド卵の3.5倍以上であることが 明らかになっている。