JR東日本都市開発は11月20日、PayPayと連携し、ウィズコロナ時代に求められている買い物時間の短縮や非対面販売・受取ニーズへの対応に加え、店舗のオペレーション軽減、フードロス削減を目指し、駅ビル内店舗の弁当やスイーツなどをアプリで事前注文し、専用冷蔵ロッカーを介して非対面で商品が受け取りできる新サービス「EKIPICK LOCKER(エキピックロッカー)」の実現に向けて検討を進めていると明らかにした。
まずは、キャッシュレス決済アプリ「PayPay」内の事前注文サービス「PayPayピックアップ」で事前注文した商品を特設カウンターで受け取りできるサービスとして、シャポー船橋(JR総武本線船橋駅直結)で11月23日から12月13日までの期間限定で実証実験を行う。
対象店舗は鶏三和、とんかつ和幸、京樽・すし三崎港、ラ・メゾンアンソレイユターブル パティスリー、船橋や、銀座コージーコーナーの6店舗。
特設カウンター設置場所は1階 ガトーフェスタハラダ横、注文受付時間は10時00分から19時30分(11月30日までは16時00分から開始)、特設カウンター営業時間は10時30分から21時00分(同16時30分から開始)となる。
EKIPICK LOCKERは、対応するアプリで事前注文した駅ビル内店舗の弁当やスイーツなどを、駅ビル内に設置した専用冷蔵ロッカーで商品が受け取りできるサービス。商品はPayPayピックアップ内で支払い、ロッカーで受け取るため、非対面の代金支払いと商品の受け取りが可能となる。なお、EKIPICK LOCKERが利用可能なサービスはPayPayピックアップのみ。
今後、2021年2月以降に専用冷蔵ロッカーを用いた実証実験を計画しており、将来的にはJR東日本都市開発が運営するすべての駅ビルでEKIPICK LOCKERの導入を目指す。