Microsoft Visual Studioエンジニアリングチームは11月6日(米国時間)、「Visual Studio Code October 2020」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるSeptember 2020 (バージョン 1.51) のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートしていく方針をとっており、October 2020はその名の通り2020年10月アップデート版となる。
October 2020における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- 固定タブを目立たせるため、ピンアイコンを常に表示するようになった
- 拡張ツリービューにおいて、ネイティブツールチップの代わりにカスタムホバーを使用するようになった
- 設定の同期が有効になっている場合でも、同期をせずに拡張機能をインストールできるようになった
- ターミナルに入力された内容をサーバへのラウンドトリップを必要とせずにUIに反映させる「ローカルエコー」モードが搭載された
- IntelliSenseによる提案リストのポップアップのUIが大幅に改善された
- HTML/CSSの入力補助ツール「Emmet」においてカスタムスニペットが再び利用できるようになった
- ソース管理の入力ボックスがコミットメッセージの履歴を保持できるようになった
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントおよびアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。VSCode Octpber 2020は次のサイトからダウンロードすることができる。