NRIセキュアテクノロジーズは11月9日、現状評価から全体設計、ソリューションの導入までを総合的に支援する「ゼロトラスト・コンサルティングサービス」を、同日から提供開始したことを発表した。

  • ゼロトラストの適用における重要な4つの要素

    ゼロトラストの適用における重要な4つの要素

「ゼロトラスト・コンサルティングサービス」は、情報システムにゼロトラストという考え方の適用を目指す組織を対象としたサービス。

同社はゼロトラストの実現には、情報システムやネットワーク、セキュリティインフラ、管理・運用プロセスや社内ポリシーなどの大幅な変革が不可欠で、特に、エンドポイント(端末)とWebアクセスのセキュリティを確保する必要があるとしている。

同サービスでは、現状のリスク評価を行ったうえで、システム化の構想から運用に至るまでのあらゆる段階で、ゼロトラストの本質を熟知したNRIセキュアの専門家が支援。事業に好影響をもたらすようなゼロトラスト化の全体構想を設計し、顧客に最適なソリューションを提案するという。

また、次世代技術を導入するにあたり、自組織に合う技術かどうかの検証や、その技術を効果的に活用していくために重要なチューニングを実施することも可能だということだ。

主なメニューは、ゼロトラスト適用前が現行システムやポリシー等のリスク評価、ゼロトラスト適用に向けた課題の特定と改善提案、システム化構想・計画の立案。ゼロトラスト適用段階ではシステム化計画の実行とソリューションの導入支援。ゼロトラスト適用後はソリューションの運用・監視、システム環境に関する改善提案、ゼロトラストに関する情報提供と助言。

なお、NRIセキュアは11月27日 14:00〜17:00、同サービスに関するオンラインセミナー「ゼロトラストセキュリティ実装ウェビナー」を開催する。参加費は無料(事前登録制)。申し込みや講演内容の詳細については、セミナー特設サイトを参照のこと。