エン・ジャパンは11月4日、経理・財務・会計・管理に関する部署に所属する全国のビジネスパーソン900名を対象に実施した「発注請求業務に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、同社が運営するフリーランスマネジメントシステム「pasture」が実施したもの。

自身が所属する会社の請求業務について、23.4%が「効率が良いと感じる」(効率が良いと感じる:7.8%、どちらかというと効率が良いと感じている:15.6%)、38.8%が「効率が悪いと感じる」(効率が悪いと感じる:11.9%、どちらかというと効率が悪いと感じている:26.9%)と回答したという。

自社の請求業務の効率が悪いと回答した349名を対象に、特に効率が悪いと感じる業務を尋ねたところ、「押印業務(49.0%)」が最も多かった。これに「請求書の印刷・封入・投函などの作業(45.3%)」、「請求書の管理・保管(45.0%)」が続いている。

  • 効率が悪いと感じる請求関連業務を教えて下さい。(n=349・複数回答方式) Pasture(パスチャー)調べ

また、リモートワークを取り入れていると回答した411名を対象に、リモートワーク期間中に、発注請求に関連した業務のために出社した経験があるかを尋ねたところ、「経験がある」という回答は58.4%に上った。

さらに、自社が発注や請求業務のペーパーレス化(電子化)に取り組んでいるかを聞いたところ、41.6%が「取組んでいる」(取組んでいる:13.2%、どちらかというと取組んでいる:28.4%)、53.1%が「取組んでいない」と回答した。

ペーパーレス化(電子化)に取り組んでいない理由のトップ3は、「導入コストの問題」「紙の方が安心」「経営陣のITリテラシー不足」だった。

  • あなたの会社がペーパーレス化(電子化)に取組んでいない理由を教えて下さい。(n=478・複数回答方式) Pasture(パスチャー)調べ