オービックビジネスコンサルタント(OBC)は10月29日、従業員の入社から退職までに発生する手続きをすべて電子化できる「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」(旧称:奉行Edge 総務人事電子化クラウド)の機能を大幅に強化したことを発表した。

  • 従業員からの情報収集をペーパーレス化

    従業員からの情報収集をペーパーレス化

「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」では、従業員の入社から退職までに発生する手続きを電子化できるのに加え、従業員からの情報収集、社員情報管理、社会保険手続きや雇用契約までの一連の業務をすべてデジタル化することが可能。

従業員がWeb上で手続きなどに必要な情報を収集し確認できるため、情報提出用の書類作成、印刷、郵送の作業から解放され、従業員が手書きしたり提出したりする手間が不要となる。

  • 社員情報の一元管理と自動更新を実現

    社員情報の一元管理と自動更新を実現

1,000以上の管理項目により業務に必要な人事情報を管理でき、従業員から収集した情報は確認後そのまま社員情報としてすべて更新されるため、常に最新の情報で業務ができるという。

また、e-Govと直接連携しているため、サービス上の操作で電子申請が完了するほか、労働条件通知の電子化の要件に対応し、労働条件通知書や雇用契約書をオンラインでやり取り可能。

さらに、「総務人事奉行クラウド」と一緒に利用することで、人事労務業務における「社員の検索」「分析レポートの作成」が簡単に行えるという。

年間利用料は22万8,000円(税別)から(従業員30名までの基本利用料、管理者ライセンス1ライセンスを含む)となっている。