Pythonは学習や研究用途でもシステム開発用途でも人気の高いプログラミング言語であり、近年さらに人気を強めている。使ってみたいと思う開発者も増えているだろう。そこで、Opensource.comの「How to install Python on Windows|Opensource.com」をもとに、WindowsにPythonをインストールする方法を紹介しよう。記事ではWindowsネイティブのPythonをインストールしている。以下が、その手順だ。
- 「Download Python | Python.org」からWindows版のPythonをダウンロードする。
- ダウンロードしてきたインストーラを実行してPythonをインストールする。Pythonが実行できるように環境変数PATHを設定する(インストール時にオプションにチェックを入れればよい)。
- Pythonを書く環境としてIDLE 3を使う、または、PyCharm IDEを使う。
記事では取り上げていないが、PythonはMicrosoft Storeからインストールするという方法も存在している。
また、WSL(Windows Subsystem for Linux)を使ってLinuxを実行することでPythonを利用するという方法もある。Microsoft StoreからUbuntuなどを選択してインストールを行うことでPythonが使用できるようになる。
これまで、Windowsはこうしたプログラミング言語の導入が容易ではなかったが、Microsoft StoreやWSLの登場で状況は大きく変わった。プログラミング言語を使った開発環境のセットアップにMicrosoft StoreやWSLが使えるようになっており、より柔軟に環境の構築ができるようになった。