Betanewsは10月17日(米国時間)、「KB4579311 cumulative update is causing numerous problems for Windows 10 users」において、MicrosoftがリリースしたWindows 10の累積アップデート「KB4579311」について、インストールしたユーザから多数の問題が報告されていると伝えた。

KB4579311は2020年10月13日にリリースされたWindows 10バージョン2004用向けの月例更新プログラムで、セキュリティ修正を含む多くのアップデートが含まれている。

Betanewsによると、この更新プログラムを適用した多くのユーザーから、更新が正常にインストールできないことをはじめとするさまざまな問題が報告されているという。報告されている問題としては、0x800f0988、0x80073701、0x8007000dなどのエラーコードによってインストールが失敗する、画面がブラックアウトする、ログインできない、印刷ができないなどがある。Microsoftのサポートフォーラムには、複数のユーザーから不具合に関する情報が寄せられている。

報告の多くはWindows Update経由でアップデートをインストールしたユーザーによるものだが、一部でMicrosoft Update Catalogでインストールした場合でも問題が発生したという報告もある。また、Windows 10バージョン1903および1909向けに提供されたKB4577671でも同様の問題が発生している模様だ。

エラーによってアップデートのインストールができない場合は、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Update]からアップデートを一時停止できる。