Net Applicationsから2020年8月のモバイルブラウザのシェアが発表された。2020年8月はChromeとSamsung Browserがシェアを増やし、Safariがシェアを減らした。Chromeの増加とSafariの減少は、Androidの増加およびiOSの減少という2020年8月のモバイル向けオペレテーィングシステムのシェア変動と連動したものと見られる。

興味深いのはSamsung Browserの動向だ。Samsung Browserは2019年11月に急増して4%強まで増えた後、横ばいの傾向を続けてきた。2020年3月辺りから若干の増加傾向を示し始め、2020年8月もシェアを増やした。増加はこの1年間で1%のシェア増加といった幅にとどまっているが、Samsung Browserは第3のブラウザとしての立場を確実なものとしている。

  • 2020年8月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

    2020年8月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Applications

  • 2020年8月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

    2020年8月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Chrome 64.16% 63.30%
2 Safari 26.44% 27.51%
3 Samsung Browser 4.96% 4.60%
4 QQ 0.96% 1.03%
5 Baidu 0.83% 0.78%
6 Opera 0.72% 0.64%
7 UC Browser 0.61% 0.68%
8 Firefox 0.45% 0.48%
9 Yandex 0.33% 0.33%
10 Android Browser 0.24% 0.34%