Microsoftは8月24日(米国時間)、公式ブログ「Looking back—The 25th Anniversary of Windows 95|Windows Insider Blog」において、Windows 95の発売25周年を記念するビデオを公開した。Windows 95は1995年8月24日に発売された。ビデオでは、スタートメニューをはじめとするWindowsのUIの変遷がまとめられている。

  • Windowsの25年間を振り返るビデオ - Windows Blogsより

    Windowsの25年間を振り返るビデオ - Windows Blogsより

ビデオでも取り上げられている通り、Windows 95で導入されたスタートメニューやタスクバーは、少しずつ形を変えつつ、現在もなお使われている重要な機能である。スタートメニューは、現在はスタート画面となり機能も大幅に拡張されているが、Windows上での作業を開始する際に最初に開くメニューという当初からのコンセプトは変わっていない。スタートメニューを開く[スタート]ボタンはUIの大幅な変更が行われたWindows 8で一度廃止されたが、ユーザーからの要望を受けてWindows 8.1で再び標準機能に復活した。

ビデオの後半では、Windowsではおなじみであるマインスイーパーやソリティアの当時の姿が登場する。また、メモ帳や電卓などの標準アプリの変遷もまとめられている。

  • 多くの人が膨大な時間を費やしたソリティア - Windows Blogsより

    多くの人が膨大な時間を費やしたソリティア - Windows Blogsより

Microsoftではこの記念動画に加えて、25周年を記念する2部構成のポッドキャストも公開している。

内容は、Windows 95の開発に携わったMicrosoftのRaymond Chen氏とChris Guzak氏へのインタビューで、当時の開発エピソードを聞くことができる。