ファイア・アイは5月26日、プライベート、パブリック、ハイブリッドといったマルチクラウド環境向けの統合セキュリティ集中管理ソリューション「FireEye Cloudvisory」の提供開始を発表した。

  • 「FireEye Cloudvisory」の画面

同社は、脅威インテリジェンスを応用したクラウド可視化を実現するため、2020年1月にCloudvisoryを買収。今回、Cloudvisoryの技術とFireEyeのクラウド・セキュリティ・ポートフォリオとの統合が完了し、国内市場への提供を開始した。

「FireEye Cloudvisory」は、Mandiantが得た脅威インテリジェンスに基づくセキュリティ対策やガバナンスポリシーをクラウドやコンテナへ適応し、保護する。

また、「FireEye Helix」と連携し、検出されたインシデントに対してインテリジェントな自動レスポンスを実施すること、「FireEye Detection On Demand」と「FireEye Messaging Security」と連携させることで、クラウド上のコラボレーションツールやクラウド・ストレージ上で発生した脅威を特定することもできる。

Cloudvisoryは、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)、オンプレミス、スタンドアロンもしくは「FireEye Helix」と統合して利用可能。