Microsoftは米国時間2020年5月19日、Windows TerminalがGA(一般提供)に達したことを現在開催中の開発者向け年次イベント「Build 2020」で明らかにした。バージョンは1.0.1401。インストール済みの環境では自動更新、未インストールの場合はMicrosoft Storeから入手可能。公式ブログでは、GPUを用いたテキストレンダリングや、豊富なカスタマイズオプションを強調している。

  • マルチペイン化したWindows Terminal(画像はすべて公式ブログより抜粋)

    マルチペイン化したWindows Terminal(画像はすべて公式ブログより抜粋)

GAに伴い公式ドキュメントを公開し、新たにプレビューチャネルをローンチした。2020年6月から次期Windows Terminalとなるプレビュー版の提供を開始する。Changelogでバージョン0.11.1191.0とGAを比較すると、GPUレンダリングの範囲変更やソフトウェアレンダリングのオプション、いくつかのバグ修正が加わった。なお、Windows Terminalは2019年に開催した「Build 2019」で発表され、GAに至るまで1年を要している。

  • フォントとして絵文字をサポートする最新のCascadia Codeを含んでいる

    フォントとして絵文字をサポートする最新のCascadia Codeを含んでいる

阿久津良和(Cactus)